何度もLINEを送信してくださっている保護者の皆様へ

いろいろ工夫しながら苦労して子どもの答案を送っているのに、×のついたプリントや間違えを指摘されたLINEが何度も返ってくる。
「はぁー」とためいきをつき、心が折れそうになるかもしれません。

特に、弱克ノートのダメ出しはきつく感じませんか。
その指摘の部分が、お子さんの弱点なのです。指摘される原因はたった1つ、「授業でくり返し説明しているのに、それが身についていない」ということなのです。理解力ではありません。

身につかない理由は
・授業を聞いていない(集中できていない)。
・授業を聞いてはいるけれど、メモなど手掛かりを残さない。
・そもそも復習をしていない。
のいずれかです。1つだけとは限らず、3つすべてに当てはまる場合もあります。

授業は全員が同じように受けているのに、「できる・できない」が分かれてくるのは、授業と授業後の家庭学習への取り組みの違いです。学校でも塾でもそうです。

指摘しているようなポイントを授業内で逃さず聞けるようになること、また、それを授業翌日には必ず反復することができるようになることが大切なのです。

塾のLINEを見るたびに、ダメ出しがたくさんあって「もういやだ!」となって逃げだすか、「次の授業からは真剣に取り組もう」と(気持ちは)思うけれど、授業の時には忘れてしまうのか、「次の授業からは真剣に取り組もう」と思って、本当にそれを実践できるのか、で今後の学力の位置が変わってきます。

保護者の皆様や生徒本人にはこれをやったからと言って、先がどうなるのかわからないとは思いますが、ダメ出し部分をきちんと書き出し、覚えたら、必ず学力は伸びます。

だから、お忙しいことを重々承知の上であえて、ご協力をお願いしています。

時間フリーな今だからできる指導です。学校や部活動がある中ではこの指導はできません。

「チャンスの神様には後ろ髪がない」と言います。気づいた時にはもうそのチャンスはつかめないということです。今ならチャンスの神様の前髪をガッツリつかむことができます。

つかんだら、離さず自分のものにしましょう。

それを願って、LINEコツコツ打っています。画像送信しています。

いただく画像が多いので、気をつけてはいるのですが「送ったのに返信がない」「画像が送られてこない」等のミスがどうしても出てしまいます。当塾の保護者の皆様には「先生に申し訳ない」と思ってくださる方が多いのですが、こちらにミスがありましたら、ぜひ遠慮なくご連絡ください。その方が助かります。

私どももがんばりますので、このチャンスをものにしましょう。

コロナ収束後には必ず学力の2極化が起きます。その時に塾生全員が2極化の上のさらに上に上がれるように、今、努力したいものです。