当塾への入塾をご検討中の現中2生(新中3生)の保護者の皆様へ (2019-3の再掲+追記)

現中2生で入塾を検討されているということは、現在お子さんが通う塾に不満があるか、これから新たに塾に通わせようとしてらっしゃるか、どちらかだと思います。

大切なお子さんを預けるところですから、様々な塾をご検討中かと思います。

そこでおすすめしたいのは、転塾または新入塾を検討されている新中3生の保護者の方は、塾(他塾を含めて)の体験授業をできるだけ早くお子さまに受けさせていただきたいということです。

実は塾としては「もう少し早く来てくれれば、救えたのに、もっと上げられたのに。」と思うことがよくあります。

すでに現中2生は本日の時点で入試まで残りの時間が1年となっています。

定期テストや検定試験などの日程が決まっていますので、そこから逆算すると、中3生の学習スケジュールはかなり密になります。

現在の入試制度では「内申」が大きな役割を占めています。私立・都立高校の推薦の基準はもちろん、都立高校を一般受検する際も内申で受検校が決まります。現在、都立高校全日制普通科の入試を受ける際にはオール3が最低ラインとなります。「内申が低くても高いレベルの高校に一発合格」ということは、もはやありません。その内申に見合った高校しか受かりません。高校側も「内申」が高い子を求めています。ですから、内申を上げることが今一番大切なのです。

転塾をお考えの場合でも新規の入塾の場合でも、転塾あるいは入塾先の塾で、教師がその子の(学習の)特徴やくせを把握するまでには、1ヶ月以上はかかると思います。生徒本人にも塾に慣れる時間が必要です。

「慣れた頃には1学期が終わっていた」ということは、以下の理由から絶対に避けたいのです。

入試には3年2学期の内申が使われます。この3年2学期の内申は1学期と2学期の総合評価だと、毎年4月の三沢中の保護者会でお話があります。

「部活動を引退した夏休みからの入塾」のお問い合わせをいただくこともありますが、その時点で内申を評価する試験の半分(1学期分)が終わっています。

すでにオール4以上の評価があれば別ですが、オール3以下の場合は、ほぼ手遅れと言えるでしょう。そこから挽回するためには、相当な覚悟と努力が必要です。

1学期から2学期で、「本当に頑張って」上がるのは9教科全体で+3か+4です。それ以上に内申が上がることはめったにありません。ほとんど変わらないか、のんびりしていると逆に下がるのが現状です。

以前三沢中で、ある先生が「3年1学期から2学期は内申は落ちて当たり前、変わらなくてラッキー、上がったら超ラッキーと思え」とおっしゃった、と生徒から聞いたことがあります。確かにその通りなのです。

以下に2学期以降でも伸びる中3生の条件を書きます。お子様はどうかご判断ください。

1. 素直だ。(与えられた課題は素直にこなせる)

2. 宿題など言われなくても自ら実行する。

3. 提出物などの期限は守る。

4. ゲーム、スマホ、タブレット、PCを我慢できる。

5. 集中力がある。

6. 長時間の学習が苦にならない。

7. 暗記力はあるほうだ。

8. 計算ミスは少ないほうだ。

この中の4つ以上は必要です。

以下に当塾、ほうゆうセミナーのアピールを記します。
 
当塾は定期テスト前に中学部の生徒全員に席を確保し、「定期テスト前学習道場」を行います。そのため、各学年とも定員が少なくなっています。定員数が少ないからこそ、教師の目が行き届き、子供たちが学習に集中できる環境が整っています。

「内申を上げて、できるだけいい高校に入学したい(させたい)」とお考えでしたら、早めに授業の体験をしてみてください。

当塾の体験授業は2週間となります。その間にこの場所で「学習をがんばれそうか」を確認してください。

ちなみに近年の卒塾生で2年3学期から3年2学期の間で内申が上がった最大値はプラス9でした。オール3がオール4になる感じです。この子の場合は上記条件の1~7が当てはまっていました。並大抵の努力ではこうはいきませんが、「何が何でも上げるんだ」という意欲を本人が持ち続ければ実現できる可能性があります。

(追記)
今年度(令和元年度)は中3から入塾した生徒は中3の2学期までに5教科の内申が平均で5.7上がりました。これも、学習のお作法を当塾で身につけ、本人が「よくなりたい」という気持ちを持ち続けた結果だと思います。