中間テストの結果から

ほうゆうが学習面で目指しているのは、子供たちが「少なくとも中学生の間に自分の学習方法を確立し、高校生になったら、自学自習ができること」です。

 そのためには単に授業を受けるだけの塾ではなく、学習道場や家庭学習など普段から「学習を習慣づけるための工夫」が必要です。

 ところで、今回の中間テスト前学習道場では、入塾したての生徒、中1生、さらにその保護者の方までもが「学習道場に参加さえすれば、高得点が取れる」と勘違いをしているようでした。

 過去の卒塾生のみんなの定期テストの結果を見て、自分も普通にそうなれると思ったのだと思います。

 でも、現実はそんなに甘くはありません。

 実は、「道場」では今までの家庭学習の方法・習慣などの差が如実に表れ出てくるのです。

 それが、道場中の学習の進み具合や得点の差にもなります。

 習慣や学習のお作法を修正しながら道場は進むので、入塾したての生徒や中1生にとっては、初めて経験する辛い日々だったと思います。

 それでも、みな、最後まで、よくがんばりました。

 中2,3生で初めて道場に参加した生徒たちの、入塾前の昨年度学年末テストと、今回の中間テストの得点差を見れば、5教科合計500点満点で、最高140点、平均で106点上がりました。

 学校の平均点との差で表すと、最高88.8点、平均で55.9点となりました。

 みな、学習道場の終わりの頃の様子とは打って変わって、テストの結果を見せてくれる時はウキウキした様子でした。

 1回テストで点が取れると、学習意欲が変わってきます。

 すでに期末テストに向けて毎週5科目の準備テストをしていますが、その準備を前もってできるように積極的に家庭学習に取り組めるようになっています。

 それは私たちにとってもとてもうれしい変化です。

 その変化を続けていった先に「自ら進んで学ぶ」姿勢が身につくのだと確信しています。

 今よりも成績を良くするには、少しめんどうな時間を経験する必要があります。

 でも、その先には「自分もやればできるのだ」という喜びが必ず待っているのです。

 定期試験の点数を上げ、成績を良くしたいと思っている三沢中生の皆さんには、ぜひ「体験授業」を受けてほしいと思います。

 体験授業を受けるだけでもあとで必ずプラスになります。

 令和元年度1学期期末テスト前の体験授業は今月17日が最終日となります。中1生と中3生は若干名の募集となりますが,中2生はまだ席に余裕があります。

 期末テスト前の体験授業をご希望の場合はお早めにご連絡ください。